「伝統を絵にした男」
織物の絵面はアメリカン・インディアン芸術の原点だと言っても過言ではない。
ラグやブランケットに描かれた織物のアートはあらゆるインディアン・アーチストに揺るぎないインスピレーションを与え続け、世界中のコレクターを熱狂させる。
2015年、一流の芸術作品を扱うオークションハウスであるサザビーズ(Sotheby’s)ではナバホのブランケットにUS$250,000(約2,650万円=左)、同日もう一つのブランケットにはUS$370,000(約3,900万円=右 )の値がついた。
伝統的な芸術作品として確固たる地位を得たナバホの織物だが、それを絵にした男がいる。
ジャック・シルバーマン(Jack Siverman)がその男の名である。
1940年にシカゴで生まれたジャックの眼を見張るような作品は美しいインディアンの故郷、サンタフェで描かれる。
ジャックの目的はシンプルだ。
それは美しい19世紀のプエブロ、及びナバホの織物を描くこと。
そして彼はそれを描き続けた。
その彼の作品は、今や実物の織物と同様に世界中のコレクターを熱狂させ、あらゆる美術館で多くの鑑賞家たちの目に触れるようになったのだ。
本作品は、もし原板ならサザビーのオークションでナバホ織に引けを取らぬほど価値がある作品の95枚限定の大変貴重な手刷りのオリジナル・セリグラフ(シルクスクリーン)である。
ジャックのセリグラフシリーズは非常に希少なため、ほとんどお目にかかることがなく、その多くは美術館やギャラリー、そしてコレクターのもとで飾られている。
実物のナバホ織と見分けもつかないほど美しい立体感を映し出すジャック・シルバーマンのこの作品を飾ることが出来るあなたはとても幸運である。
なぜなら、ナバホ織の芸術と同様、この絵は永遠に価値を持ち続け、人々に感動を与えるものだからだ。
ナバホの伝統を絵にした男。
その男の芸術をどこに飾ろうか?
ジャック・シルバーマン(Jack Silverman 1940~)
1940年イリノイ州シカゴ生まれ。サンタフェ在住。
著名な芸術家であり、ナバホ織の収集家であり、アメリカ・インディアンの風俗史の教授でもあるシルバーマンは、1974年から自身のコレクションであるナバホの織物を描き続け、今日までに55のオリジナル作品を完成させた。
その貴重なオリジナルの作品からはセリグラフが制作され、それらはジャックシルバーマン美術館を始め、世界各国の美術館やギャラリーで展示されている。
これらのセリグラフは世界中の熱烈な収集家たちが買い漁っており、非常に入手困難なものとなっている。
【商品番号】: 0058
【商品名】: ジャック・シルバーマン(Jack Silverman 1940~)作、ナバホ織オリジナル・セリグラフ サイン入り47/95版
【属性】: セリグラフ、サウスウェスト
【概要】: ナバホ織を描き続けるジャック・シルバーマン(Jack Silverman 1940~)作、オリジナル・セリグラフ。セリグラフとは芸術家が全行程を監修して制作する近代版のシルクスクリーンである。このセリグラフは95枚限定(本作品は47版)で制作され、世界中の収集家のもとで保管されており、オークションを含め市場にはめったに出ない希少な作品である。本物のナバホ織と見間違えるほど精巧に作画されており、その芸術的な価値は上昇するばかりである。
【サイズ】: 縦約66cm x 横約76cm (フレーム含む)
【状態】: 経年による使用感はあるが、良好なビンテージ・コンディションである。
【備考】: サイン入り作品47/95、フレームはオリジナルの木製フレーム+ガラスパネル
【価格】: 380,000円(税込)
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