「神の子が眠りから覚める時」
神の子、ビゴチディ(Begochiddy)は女性だったのかもしれない。
彼女が永い眠りから目覚めた時に4つの神聖な山が生まれた。
小さな彼女から放たれた光とともに壮大なる世界が創造される光景は、我々の想像を絶するほど圧巻だったに違いない。
我々の先祖はシンボルや絵に必ず意味を持たせた。
いわば物語が凝縮された芸術だ。
ネイティブアメリカンもその例外ではないし、それを頑なに守っているのが静かなアーチスト、あのジョセフ・キンタナ(ジョー・キンタナ JOE H. QUINTANA)だ。
相変わらずシンプルなデザインの中にとても意味深いストーリーを吹き込んであるのが特徴的だ。
神の子を表すセンターの石が眠れる森の美女(Sleeping Beauty)ターコイズなのが彼らしい。
その小さな美女が放つ大きくて力強い光の表現も更に彼らしい。
そして直線的な光を包み込むように描かれた4つの山と流線型状の谷(エッジ)が力強くもジュエリーとしての柔らかい魅力を充分すぎるほど引き出している。
1960年代に生まれたこの小さなビゴチディをベルトとともに腰に巻くと、頑丈な26グラムもの重さを持つ大きな存在感に気づくことになるだろう。
そんな目立たないが大きな存在感を持った作品、いかにも伝説のシルバースミス、ジョセフらしい作品が私は大好きだ。
【商品番号】: 0012
【商品名】: 【希少 JOE H. QUINTANA】 c1960 スリーピングビューティー・ターコイズ ビンテージ・ベルトバックル
【属性】: コチティ、バックル
【概要】: ジョセフ・キンタナ(ジョー・キンタナ JOE H. QUINTANA)作、スターリング・シルバーの1960年代製ビンテージ・バックル。センターにはスリーピングビューティーのターコイズをマウントしている。サイズが小さいので細めのベルト用だが、厚みがあるためずっしりとした重量感だ。シルバーの状態はとてもよく、美しい光沢とビンテージ独特の味わいを同時に楽しむことが出来る。艶やかな光沢と燻の黒、そして青く輝くスリーピングビューティーのコントラストが非常に美しい。今やジョー・キンタナの作品は大変希少なため入手が困難な逸品である。
【サイズ】: 横幅約5.25cm x 縦約3.1cm x 厚み約2.2mm 重さ26g 装着可能なベルトの幅約15mm
【フィット感】: 男性用としても女性用としても使用可能。細身のベルト専用バックル。重量感と立体感があるので装着時はかなり目立つデザインである。
【状態】: 経年による使用感あり。傷、スレ等あるが、シルバーの輝きも美しく、良好なビンテージ・コンディションである。
【備考】: 小さいながらも重量感を感じる作品である
【価格】: 182,000円(税込)
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