「アコマの森」
白と黒のコントラストに赤が隠れている。
そして幾何学的な紋様の中に隠れているのは背筋の伸びた葉である。
アコマの村落は空中都市と呼ばれるが、空の上に森はない。
あるのは乾いた木だけだ。
かつてこの地に暮らしていたインディアンの女たちは、大きな瓶を持って遠くまで水を汲みに出かけた。
もしかしたら、木の葉は水辺に育つ瑞々しい葉だったのだろうか。
それとも褐色の地に力強く育つ葉だったのだろうか。
白と黒のコントラストに赤が隠れている。
この白い葉は褐色の地で生き生きとその羽根を伸ばしていることだろう。
サウスウェスト・インディアンのアコマ・プエブロ陶芸
ニューメキシコ州にあるアコマ・プエブロ(Acoma Pueblo)は女族長である、Mary HIstia、Marie Z Chino、Juana Lenno、そしてLucy Lewisなどの著名な陶芸家たちを多く輩出した陶芸の里であり、今もなお彼女たちの多くの子孫らが素晴らしい芸術作品を世に送り出している。
アコマ・プエブロは800年の歴史を持つアメリカの中で最も古い継続的な部落であり、「天空都市(Sky City)」としても知られる部落を含む幾つかの集落で成り立っている。
空の上に広がる台地は、敵の攻撃から守るために守備で固められたせまく長い階段を伝ってのみアクセスが可能であったため、集落は長い間外界から閉ざされた環境であった。
現在は約5000人の住人が登録されており、その多くが陶芸に携わっているまさにサウスウェスト陶器芸術の重要拠点である。
【商品番号】: 0053
【商品名】: コンセプション・フォースティン(Concepcion Faustine 1907-2008 New Mexico)作、アコマ・プエブロ陶器 c1940
【属性】: 陶芸、アコマ
【概要】: コンセプション・フォースティン(Concepcion Faustine 1907-2008 New Mexico)作、1940年代のアコマ・プエブロ(Acoma Pueblo)のレッドウェア陶器。幾何学的なリーフ(葉)パターンが白と黒で描かれており、底には「Acoma C.E.F」のサインが施されている。この陶器はニューオリンズ州の医師であるジェラル夫妻(Drs. Arnold & Helene Gerall)の50年にも渡るコレクションの一部である。
【サイズ】: 直径約22cm x 高さ約19cm
【状態】: 年代による経年劣化あり、しかし良好なビンテージ・コンディションである。かけ、チップなし
【備考】: 褐色の地アコマを味わえる作品
【価格】: 売約済
商品及び価格に関するお問い合わせはお気軽にこちらまで
WHITE SANDS GALLERY | プレミアムビンテージ・インディアンジュエリー & サウスウェスト・モダンアート