「スモーカーのエチケット」
その昔私がスモーカーだった頃、銀無垢のダンヒルのライターを愛用していた。
灰皿は丸い銀製のフレンチ・アールデコのもので、当時の古いガラストレイが中にすっぽり入り、その上からドーナツ型の銀製の蓋をかぶせるものを愛用していた。柄はバスケット柄だ。
やがて煙草をやめると、時折COHIBAを楽しんだものだ。
22歳で買ったライターはいまだに持っているが、残念ながら灰皿は引っ越しの際に行方不明になってしまった。
スモーカーのマナーはこのご時世で既にご存知だと思うが、エチケットとそれはまた違うものだと私は考える。
100円ライターと一緒に胸ポケットに入れた煙草を出して吸ってしまって。
これではただのニコチン注入ではないのかなあ、なんて思うのだ。
煙草だって好きで吸っているのであれば、好きなファッションやインテリアなどと同様、少しは格好をつけるべきだと思う。
100円ライターよりも愛着のあるものを選びたいし、灰皿だってそれに見合ったお洒落なものを選びたい。
大人だったら、格好つけるのは外だけではなく自宅でもというわけだ。
今から7,80年前のスモーカーたちは、そういうのが当たり前だった。
それはこの灰皿を見れば一目瞭然。
どこに置いてもサマになるナバホのスターリングシルバー・アッシュトレイだ。
今はどんな灰皿であっても煙草はポン置きだが、葉巻またはフィルターの無い両切り煙草が主流だったその時代、シガレットレストにきちんと乗せることが当たり前だった。
今のようにだらしなく煙草を吸うカルチャーではなかったのだ。
スマートに煙草を楽しむ。
今の時代はシガーだろうか。
いずれにせよ、大人ならそんな事をそろそろ考えてみるのはどうだろう。
それがあなたの魅力を更に引き立てるエチケットの一つなのではないだろうか
【商品番号】: 0019
【商品名】: c1930s ナバホ ハンマー打ちだし成形のビンテージ灰皿 シルバー925
【属性】: ナバホ、灰皿
【概要】: 1930年代製、ハンドハンマー(手打成形)の銀製灰皿。シルバーの光沢感がいかにもビンテージで美しい逸品。当時の成形法としてハンマー打ちで平たくする成形する非常に手間のかかる製法をとっている。だからこそ表面が完全にフラットではなく、若干波うっているためビンテージ感を楽しむことが出来る。一見薄く見えるが、現代のステンレススチール製のものと大きく違って、貴金属の硬さと重みを十分感じることが出来る。スモーカーにとっては最高の卓上ジュエリーであろう。
【サイズ】: 横幅約104.5mm x 縦約61mm 重さ約26g
【フィット感】: それなりに重量感はあるが実際にはさほど重くはない。葉巻などをのせても安定感があるので全く問題なし。
【状態】: 経年による使用感あり。80年以上経っていることを考慮すれば、特に大きな傷もみられず素晴らしいコンディションである。
【備考】: シガーにはやはりかっこ良いアッシュトレイが必要不可欠だ
【価格】: 売約済
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