「ナバホの戦士」
輝く太陽、放たれた矢、力強いスタンプワーク、無骨なフォルム。
どの角度から見てもこのバングルは男らしい。
そして重い。
72.5グラムの銀の塊はまるで防具のようだ。
センターには美しく成形されたカボションカット(宝石のカット法の一つで、石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法)のグリーンターコイズがセットされ、無骨さに美しさの息を吹きかけた。
1940年代のフレッド・ハービー(Fred Harvey) 時代ものであろう。
このバングルはどちらかと言えば大柄な人向きだ。
内径も太くて厚みもある。
銀は硬質な感触で輝きも鋭い。
あなたが筋肉質ならさら似合うことだろう。
そう、このバングルは戦士のバングルにふさわしい。
男らしく身につけて欲しい。
これはそんな無骨なバングルなのだ。
フレッド・ハービー (Fred Harvey 1835-1901)
イギリスの企業家。
3世代に渡りアメリカのサウスウエストを中心に観光事業を展開し、およそ1896~1960年はフレッドハービー時代としてアメリカン・インディアンのジュエリー産業が繁栄するきっかけとなった。
ゴールドラッシュのアメリカ西部を駆け巡ったフレッド・ハービー(Fred Harvey)の観光ビジネスは、当時アメリカン・インディアンたちに大いなるチャンスを与えた。
ジュエリーや土産品を売って生計を立てるビジネスチャンスはもちろんだが、その影で生まれた競争意識が職人たちの創作意欲向上を生み出し、それによって他国の文化や芸術を広く取り入れたことでインディアンジュエリー全体の芸術性を高め、多くの優れたアーチストたちを輩出した。
【商品番号】: 0103
【商品名】: ナバホ c1940 フレッド・バービー時代のスターリングシルバー製ビンテージ・バングル
【属性】: ナバホ、フレッド・ハービー、バングル
【概要】: 1940年代のスターリングシルバー925製、デザインはフレッド・ハービーの時代のそれらしく、スタイリッシュなハンドスタンプが際立つ作品である。センターにはカボションカットのグリーンターコイズがマウントされ、無骨なデザインにエレガンスのアクセントを加えている。シルバーは磨けば磨くほどシャープな光を放つのが特徴で、分厚く重量感たっぷりの仕上がりとなっている。
【サイズ】:内径約15cm + ギャップ約3.8cm 最大幅約3.9cm 厚み約1.5mm 重さ75g
【フィット感】: 男性は中肉中背から大柄まで装着可能。アジャストは可能だが、厚みがあって頑丈なので女性はルースに装着するのが良いだろう。
【状態】: 経年による使用感はあるが、良好なビンテージ・コンディション。破損、修理痕なし。
【備考】:作者不詳
【価格】: 売約済
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